骨が弱くなる女性を守る大豆イソフラボン

骨を丈夫にする、また骨を作る成分と聞いて最初に思い浮かぶのは、カルシウムではないでしょうか。しかし、骨を作るのはカルシウムだけではありません。大豆イソフラボンにも共通する、骨を作る働きについて紹介していきます。

骨が弱くなる原因とは

骨も新陳代謝が行われており、破骨細胞により古い骨は溶かされて破壊され、骨芽細胞により新しい骨が作られています。しかし骨の破壊と形成のバランスが崩れると、骨は弱くなってしまいます。カルシウムを多く含む乳製品を摂ると骨が丈夫になるとよく言われますが、ただカルシウムを補給すれば良い訳ではありません。骨の破壊と形成のバランスが保たれることで、骨は強くなっていくのです。骨が弱くなってしまう原因は、他にも女性ホルモンの分泌不足、カルシウムを調節するホルモンの不足、運動不足やビタミンD不足などが挙げられます。

エストロゲンの骨を強くする働き

エストロゲンは10歳あたりから分泌されており、女性らしい身体を作るばかりでなく、成長期の骨を作る働きもあります。エストロゲンは骨の長さの成長は遅くし、代わりに骨の密度を高くして強くしていきます。これは女性が将来子供を産むとき、子供にカルシウムを与えることができるように、骨にためておくためです。

エストロゲンが分泌されている間は、破骨細胞の働きを抑え骨芽細胞の働きを促し、骨を丈夫にしていきます。しかし、エストロゲンの分泌が減ってしまう更年期以降では、この働きがなくなるので、骨が弱くなってしまいます。

大豆イソフラボンの働き

大豆イソフラボンは、「植物エストロゲン」と呼ばれており、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」と同じような働きがあります。そのため、大豆イソフラボンは更年期以降に卵巣機能の低下で分泌が減るエストロゲンをカバーすることができます。

大豆イソフラボンを摂って骨を守ろう

更年期以降の女性でも、大豆イソフラボンが多く含まれる食品を食べている方では、骨折が少ないことが判明しています。

更年期以降の女性の骨についての研究では、大豆イソフラボンがエストロゲンをカバーし、骨の破壊を抑えていることが分かりました。また、他の研究では、大豆イソフラボンが骨芽細胞の働きを促し、骨を作るということも証明されています。